ナショナリズムか異物への拒絶反応か。国土への愛着という面からの新たなるアプローチ(執筆準備、項目のみ)

, , Leave a comment

<地政学・ナショナリズムの復権>

「ナショナリズム」に厳密な定義を。また、その周囲にある概念を定義してみたい。

さて、近年ヨーロッパ各国でテロリズムの恐怖が増加している。
さらに、その国に入った「異物」による当該国民の婦女子がレイプされるような状況が発生している。

これらが公然と同いそれを政治的理由、”ポリティカルコレクトネス”によって隠蔽される状況を土着のシチズンがどのように考えたのか。

さて、海外へ逃げるという選択肢があるわけだが、海外にサッサと移住できる国民の数は少ない。
よって多くの国民は”難民と称する”移民を触れ合ってきたわけだ。

様々な不安を感じ、逃げたいけれど逃げられない。この状況の心理を推測する。

※フランシス・フクヤマの「歴史の終わり」やソフトパワーのジョセフ・ナイが持つ、ユニポラーストラクチャーを批判し、リアリスト学派のバランス・オブ・パワーによる分析の優位性を述べる。それでは不足であるとの次章への枕

 

<国土主義(テリトリズム)>序説

私の仮説は
「居住地域における土地そのものへの拘りが、眠っていた意識から呼び起こされてきたのである。」

これを私は「国土主義(テリトリズム)」または「土着主義」、と便宜的に名付けたいと思う。

つまりはその土地に居住することを心的な部分で切り離すことができないものであるとの部分に反発のそれそのものに原因の一端がが垣間見舞えるのではないだろうか。

※本章では旧来の地政学やナショナリズムに基づく考えでは不足する部分があるのでは。それによって国土主義という概念を創作して現実に即した分析ができるのではないかとの解説をする。

 

<ネイション・ステイト>

「国土主義」を語る前に、類似の概念である「ナショナリズム」について、「国家」について再確認する必要がある。
現代的な国家の要件として、「領域」、「国民」、「主権」である。
一般的に、国家の領域とはナショナルボーダー(国境)に囲まれた国土をいう。
つまり、この本質は国境であり、それが最重要と思われているのである。

しかしながら私はこのボーダーに囲まれた国土こそ今般の事象において重要になるのではとの仮説を立てるものである。

※近代国家の要件を再確認し、国土主義より範囲の広い概念をまとめる

 

<グローバル化とは>

国際派の社会では各国との外交関係や地理的なものに起因する民間での交流を自由にしようという動きである。

果たして、各国国民は「国境・ナショナルボーダー」を超えて様々な活動を行える状況のことである。
この際に可視化できているのがナショナルボーダーであり、しかし著者が主張したいのはボーダーの内側にある国土そのものに、ナショナルアイデンティティに関して重要なのではないかと考えているのである。

※グローバリズム、インターナショナリズムの違い。国境を越える人、越えられない人。国境を越えたい人、越えたくない人。

 

<グルーバル化>

さて、各国に我ら公衆または大衆が漠然と感じつ国境を越えて活動する人が多くなってはいるのである。
これらは先ほど述べた公衆と違い「土地に対する土着愛」の欠如が感じられるのでやる。

※グローバル化の実態。現状の事例を。

 

<解決策>

まだまだ足りない「土着愛」を普及され、国家に対する感情を表すことができるのではないでしょうか。

※よく言われる「グローバル化」から「インターナショナル化」へ。とは違った結論を。
BREXITで(成功するか失敗するかは別として)イギリスが行おうとした、貿易の自由のみを欲するなど、「いいとこ取り」が実は良い方向に向かうのではないか。

<今後の展望及びどのように進む(進んで欲しい)か>

日本の大衆を少し絵も目覚めさせる状況ではこの土地への評価や愛着を持つべきだると考えるのである。

本論の目的は「郷土意識」「国家・地域への帰属」「そこにある地元愛」を向上させることが重要だ。

以前に別のところで発表したことがある「ドイツ第4帝国」に変化が若干見られるが、ドイツを中心に”ポリティカルコレクト”を強力に推し進める国家(本当はマルク高を抑制する為替政策、ドイツ人気質に基づく空虚な理想主義、反ナチズムという国家的な思想統制)によって進められるグローバル化。
イギリス、アメリカ(トランプ大統領の今後の動きによるものの)などの反グローバリズム。
これらがいかに拮抗して進んでいくのかを考察。

 

 

擬似国家であるEU圏の批判をしつつ、彼らが直面している問題。表面的な「移民」による犯罪ではなく、より内面的な各国民の深くにある「国土」に対する愛着にフォーカスして全体的にまとめていくつもりである。

 

Leave a Reply