DaVinci Resolve12*の利用について

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カラリストとしての業務は現在受けないが、編集環境の更新をしようと様々なシステムを試している状況で、編集機能が大幅に強化されたDaVinci Resolve12を導入してみた。
まずの感想としては、GPU処理に重きを置いているためMBP13 2013lateでは動作が遅い。動作環境外ではあるが一応利用は可能である。

これを編集作業等に用いるのであれば短尺の案件であれば一部プラグインを用いて完パケまで持っていける。
動作の遅さに目をつぶれば画質も良いだろう。

いくつか問題があり、低額案件での撮影には未だに!HDVが使われることが多く、これのm2tファイルを直接取り込むことができないということ。ラッパー変換で無変換で行けるのだがその手間が無駄である。これはグレーディングを主として行うシステムにおいては低画質なHDVを対象にする意味を見出せないとこが原因であろう。
内部のMPEG2 Long GOPにはそもそも対応しているのだからHDVの撮影及び記録機材に価値がないとBMDが判断しているということだろう。

また、ソフトの思想から、フレーム間圧縮と相性が悪く、ProRes422HQなどに変換してから作業をしたほうが早いというのも皮肉である。

GPUでの処理が中心ということから、ハードの更新を行い、それが完了したら本格的な導入を視野に入れたいと考えている。

 

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